MAYU / 子ども未来コンサルタント
福井市出身。幼少期からYOSAKOIやダンスを学び、中学3年生から高校3年生までアイドル活動を経験。
『スキンシップママ&ベビーヨガ』『キッズダンス』などを通じて子ども達の能力と人間力を高める教室を主宰。
総合心理カウンセラーとして、ママや子ども達の心の拠り所となることを目指す。福井県のダンス普及指導員としても活動中。
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ブログ子育てをしていると「うちの子の個性を大事にしてあげたいな」「その子らしさを伸ばしてあげたい」と感じることが あるかと思います。今の時代、みんなと同じようにいることよりも「その子らしさ」が求められることも増えてきました。 ですが実際、「個性って何?」「どうやって伸ばしたらいいの?」と悩むママ・パパも少なくありません。
この記事では、子どもの個性を伸ばしていくために、家庭でできる具体的なアプローチや子どもとの日々の関わり方に ついて解説します。子どもの成⻑には個人差があるものです。焦らずにそして楽しみながら、子どもの未来の可能性を 広げていきましょう!
INDEX
「個性」とは、その子ならではの性格、興味、得意なこと、価値観などを含んだ“その子らしさ”を意味します。 たとえば、人前で話すのが得意な子、絵を描くのが好きな子、マイペースで物事に集中する子など、一人ひとり異なる “らしさ”が個性と言えます。 この個性は生まれ持った気質に加え、子どもが育つ環境や経験によっても育まれていきます。他の子と違って当たり前。 その違いこそが、子どもたちの魅力であり可能性の種としてまずは受け入れるところから始めましょう。
子どもの個性を伸ばすことは、その子の「らしさ」を尊重し、可能性を広げることにつながります。 個性が発揮されることで、子どもは自信を持ち、前向きに行動できるようになります♪ ここでは、個性を伸ばすことによって得られる2つのメリットについて、具体例を交えてご紹介します。
子ども自身が「自分には得意なことがある」「これが好き」と実感できることで、自分自身を肯定的にとらえることができるようになります。例えば、絵を描くことが好きな子が、お友達や先生、両親から褒めてもらった経験から「私には これができるんだ」と自信が持てるようになり、好きなことだけでなく、勉強やスポーツなどにも積極的に挑戦しようと 動けるようになります。 また、自己肯定感が高まることで、円滑な人間関係が築きやすくなったり、両親と円満な関係が作りやすいといったメリ ットもあります。子どもの個性を伸ばしてあげることで、「自分は大切な存在なんだ」と思える土台を築くことにつな がります。
個性を大切に伸ばしていくことで、子どもは「自分で考えたり、選んだり、行動する力=主体性」が自然と育ちます。 興味のあるものについて自ら調べたり行動できる環境を用意することで、親が「こうしなさい」と決めなくても、 自由に取り組ませることで、子どもは自分の考えで動く力を身につけていきます。こうした主体性は将来の自立にもつな がる大切な力です!
まずは日々の中で、「この子はどんなことに興味を示しているかな?」と普段の様子を観察してみましょう。 図鑑をよく見ている子は「探究心が強い」と言えますし、歌や踊りが好きな子は「表現力が豊か」という個性があります。 特別なスキルがなくても、「好きなこと」「飽きずに取り組めること」が個性につながっていくのです。
家庭では気づきにくい子どもの一面を、先生やお友達は見てくれていることがあります。 「○○ちゃんはみんなをまとめるのが上手ですね」「いつも細かいところに気づいて感心しています」など 家の中ではなかなか見えてこない一面を他の方が見てくれていることも多いです♪ 集団の中での姿や役割から、意外な得意分野や性格の強みが見えることもありますので、客観的な視点から子どもの個性 を知る手がかりとして、お迎え時にお話しを聞いてみたり、連絡帳を確認したりしてみましょう!
子どもの個性は、自然に育つだけでなく、周囲の大人の関わり方によって大きく伸びていきます。 特に毎日そばにいるパパ・ママさんのサポートはとても重要です。ここでは、日常生活の中でできる関わり方や個性を 伸ばすコツを4つご紹介します。
子どもが自分の個性に気づくには、まずは色んな世界に触れるてみる機会を作って上げることが大切です。 自然体験、工作、音楽、料理、地域イベントなど、身近な中にも新しい発見はたくさんあります。 特別な場所やイベントに参加する必要はありません。一緒にお菓子作りをしたり、星空を眺めたり、生活の中で、 少しだけ初めての経験を取り入れてあげるだけでも十分です。 大切なのは「完璧にできるか」ではなく、「楽しめたかどうか」です。経験を通じて「これが好きかも」「得意かも」と いう感覚が少しでも芽生えてくれれば、それが個性を伸ばすヒントになりますよ。
子どもが自分らしく育つためには周囲と比べず、その子自身の成⻑を見守ることが大切です。 保育園や幼稚園など集団生活の中では特に他の子との差が見えやすくなってしまい「〇〇ちゃんはできてるのに…」 と子どもに向かって言ってしまうと、その気はなくても無意識のうちに子どもの自信を削いでしまう要因となってしまう ことがあります。他の子と比べずに「昨日より上手になったね」「気にする必要ないよ」と前向きな言葉をかけて あげることで、子どもは安心して自分のペースで成⻑することができます。
親は「こんな子どもになって欲しい」と理想や思いを持って子どもと接してしまいがちですが、そうした親の期待や理想 が比較対象となり、子どもを過少評価してしまい、捉え方によっては⻑所となることも短所として見てしまうことがあります。 一見「短所」に思える部分も、見方を変えれば「その子の強み」でもあります。 頑固な子は、自分の意見をしっかり持っている証拠ですし、落ち着きがない子は、好奇心旺盛とも言えます。 親がその特性を前向きに捉え、「こんなふうに活かせるよ」と伝えるてあげるなどサポートすることで子どもの個性を育む ことに繋がります。親として理想を押し付けるのではなく、短所を肯定的に受け止める視点が大切です。
子どもが興味を持ったことに対して深く探究する場として、習い事に通わせてみるのも1つの選択です。世の中にはピアノ、 ダンス、英語、水泳、プログラミングなど、子ども向け教室のジャンルは幅広く存在しています。絵を描くのが好きな子が 美術教室に通うことで、創造力がさらに磨かれることもあります。習い事に通うときに注意して欲しいのが、無理に 続けさせたり、過度に期待をかけすぎることです。 大切なのは子ども自身が習い事を「楽しい」と感じながら続けられるかどうかです。習い事を通して、お家の中では 体験できないことを体験させてあげることで、よりその子の個性が育ちます。習い事を続けるかどうかの判断は 子どもとコミュニケーションをとりながら、定期的にモチベーションを確認してあげるようにしましょう。
今回の記事では、子どもの個性を伸ばす方法やメリットについてご紹介しました。 子どもの個性は、すぐに形になるものではなく、日々の関わりや経験の中で少しずつ育まれていくものです。 時には他の子と比べて不安になることもあるかもしれませんが、大切なのは「その子らしい歩み」を信じて見守ることです。 焦らずに、あたたかいまなざしで子どもに接することで、子どもたちは安心して自分を表現できるようになります。 完璧を求めず、小さな成⻑を喜びながら、⻑い目でその子の個性が花開くのを楽しみに待ちましょう。
ただ、こうした「見守る育児」を続けていく中で、ふとした不安や迷いが出てくることもあるかもしれません。 そんなとき、少しでも力になれる場があると、安心できることもあると思います。株式会社PuReMaの運営を通じて、日々ママさんたちと関わる中で感じるのは、子どもとの関わりに「これでいいのかな」と 向き合うその姿が本当に尊いということです。
弊社は、ママさんと子どもたちが笑顔で過ごせる毎日を応援しています。 ダンス教室やベビー教室のほか、育児に役立つベビーヨガの資格講座などを通じて、子どもとの関わり方に悩む方にも 寄り添いながらサポートしています。気になることがあれば、いつでもお声がけくださいね。
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